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バブル崩壊でたくさんの先輩が姿を消した

2011年02月06日

私のサラリーマン時代はまさにバブル絶頂期でした。私が入社した不動産会社には、私よりも優秀な先輩たちがたくさんいましたが、そんな先輩たちは仕事をひととおり覚え、自分の能力に自信がつくとつぎつぎに独立していきました。そして、独立するとだれもがそれなりの成功をおさめることができる、当時はそんな時代だったのです。そんな先輩たちの成功する姿に憧れて、私もいまから17年まえの平成2年10月に27歳の若さで独立し、今日の日本財託を立ち上げました。「東京に行って社長になる」というのが子どものころからの私の夢だったので、いつもポケットのなかは空っぽでしたが、「絶対に会社を大きくしてやる」という誰にも負けない強い気持ちで会社を船出させたのです。ところが、私か会社を設立したと同時にバブルが崩壊してしまい、私の会社はまさにバブル崩壊の歴史とともに歩むことになってしまったのです。でも、もし1年でも早く先輩たちと同じ時期に独立していたら、いまごろは私の会社はなかったと思います。バブル崩壊と同時に土地神話も崩壊し、あれほど羽振りのよかった先輩たちは誰一人いなくなってしまったのです。私のまわりにいた不動産会社の9割はつぶれたのではないか。日本の不動産業界は、土地投機のためにまさに氷河期を迎えることになったのです。

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